仮面を纏ったギャル “紫雲 清果”

紫雲清果(しうん さいか)は、見た目の通りの“ギャル”である。明るく人懐っこい性格の持ち主で、誰とでもすぐに打ち解ける一方、授業やレッスンをサボりがちな面もあり、周囲の大人からはしばしば“不真面目な生徒”と見なされている。
しかし、その軽やかな振る舞いとは裏腹に、彼女はその心に深い闇とトラウマを抱えている。初星学園入学前の清果は、バレエで世界的な舞台に立った経歴を持ち、期待と羨望を一身に集める天才として注目されていた。輝かしい実績の裏で、彼女に何が起きたのか。そして、プロデューサーや初星学園の仲間たちとの出会いが、過去の影を抱えた彼女をどのように変えていくのか。物語の推移とともに、その答えが明らかになっていく。
憧れを力に変えて——”葛城リーリヤ”

次に紹介する葛城リーリヤ(かつらぎ・りーりや)は、前述の紫雲清果のルームメイトにして、「いつか一緒に同じステージに立つ」という誓いを交わした盟友である。清果が世界の舞台を経験した元バレリーナであるのに対し、リーリヤには歌やダンスの経験がなく、常にどこか不安げで、自信なさそうな様子が目立つ。
一見すると突出した才能があるようには見えない。だが、アイドルへの憧れは誰よりも純粋で、その夢を叶えるために、人一倍努力を積み重ねる真面目さと芯の強さを持つ。彼女のそんな姿はまさに、多くのプレイヤーの胸を打つことだろう。
小さな王子様——”有村麻央”

続いて紹介する有村麻央(ありむら まお)は、『ベルサイユのばら』のオスカルや『少女革命ウテナ』の天上ウテナ/有栖川樹璃の系譜を継ぐ、いわゆる“男装の麗人”である。男女を問わず困っている人を見るとすぐに手を差し伸べる面倒見の良さから、後輩たちからは「小さな王子様(リトルプリンス)」と呼ばれ、慕われている存在だ。
彼女が目指すのは「かっこいいアイドル」。しかし、愛らしい童顔や小柄な体躯といった生まれ持った容姿は、その理想の実現を阻む壁となってきた。周囲から“可愛いアイドル”として見られ、期待されることに耐えられなくなった彼女は、王子様像を無理に演じるあまり、ささいな感情表現や、好きな食べ物といった等身大の自分さえも抑え込むようになってしまう。
理想と現実の狭間で揺れ動き、本当の自分を見失いかけている麻央を、どうプロデュースし、どのように“自分らしい強さ”へ導くのか。プレイヤーの手腕が問われるキャラクターである。
甘やかし上手な癒し系アイドル—— “秦谷 美鈴”

2025年5月に実装された秦谷 美鈴(はたや みすず)は、前述の月村手毬の親友であり、彼女が中等部時代に結成していたユニット「SyngUp!」の元メンバーでもある。
性格はマイペースでおっとり。自分にも他人にも甘く、やさしさにあふれた包容力の持ち主だ。人のお世話を焼くことが大好きで、つい周囲を甘やかしてしまうタイプ。とりわけ、月村手毬のことを妹や娘のように慈しみ、深い愛情を注いでいる。
天性の才能を持った原石—— “花海佑芽”

2024年6月に実装された花海佑芽(はなうみ・うめ)は、先に紹介した花海咲季の双子の妹である。明るく元気、天真爛漫な性格が魅力で、元アスリートという経歴に裏打ちされた高い身体能力を誇る。
姉の咲季に対して強い親愛と尊敬の念を抱いている一方で、2人の才能の質にははっきりとした違いがある。咲季の身体能力が努力の果てに獲得したものだとすれば、佑芽の身体能力はまさに“天賦の才”。生まれながらの才能が輝くタイプだと言えるだろう。
ただし、初星学園に入学した当初の佑芽は、アイドルとしてのスキルはゼロに等しい。強みはあるが、それを活かす術をまだ知らない——そんな“原石”そのものの状態である。ゆえに、彼女のプロデュースにおいて重要となるのは、持ち前の身体能力や天性の明るさを、どのようにステージ表現へと昇華させていくかという点だ。無限の伸びしろを持つ佑芽の才能を、どんな形でアイドルとして開花させていくのか。その道のりこそが、彼女の物語の醍醐味となるだろう。
一番星(プリマステラ)——”十王 星南”

最後に紹介する十王 星南(じゅうおう・せな)は、2024年11月に実装されたアイドル。初星学園の学園長・十王邦夫の孫娘であり、生徒会長も務める才色兼備の存在だ。
H.I.Fでは昨年、夏季・冬季大会の二冠を達成しており、学園でただ一人に与えられる称号「一番星(プリマステラ)」の現保有者。まさに誰もが認める“初星学園の頂点”として、多くの生徒から憧れと敬意を集めている。
彼女をプロデュースする際には、星南がさらに高みを目指せるよう導けるか、そして“プリマステラのパートナー”としてふさわしい存在になれるかが問われるだろう。

