『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』、11月14日発売!新たな伝説が今、幕をあける——

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『イナズマイレブン』シリーズ、12年ぶりの新作『英雄たちのヴィクトリーロード』が、2025年11月14日に発売される。舞台となるのは、初代『イナズマイレブン』の10年後の世界。
本作は、シリーズのファンはもちろん、『イナズマイレブン』シリーズをプレイするのがこれがはじめて、というプレイヤーにおいても、存分に楽しめるだけの要素が数多く、盛り込まれている。本記事では、その『工夫』について、解説を行う。

12年ぶりのナンバリング作品『英雄たちのヴィクトリーロード』

まず、『イナズマイレブン英雄たちのヴィクトリーロード』とはどのようなゲームなのだろうか。

本作は、人気サッカーRPG『イナズマイレブン』シリーズの最新作。ニンテンドー3DS向けに発売された前作『イナズマイレブンGO ギャラクシー ビッグバン/スーパーノヴァ』から、およそ12年ぶりのナンバリングタイトルとなる。

本作は当初、『イナズマイレブン アレスの天秤』というタイトルで開発が進められていた。2018年には、同タイトルを冠したテレビアニメと漫画がそれぞれ放送・連載され、シリーズの新たな展開として注目を集めたが、その後2019年に『イナズマイレブン 英雄たちのグレートロード』へと改題。さらに構想と開発を重ねた末、2022年に現在のタイトル『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』へと正式決定した。

2度目の改題について、開発元レベルファイブの代表取締役社長・日野晃博氏は、「ストーリーを書いていくうちに登場人物がプレイヤーとして強くはなく、悩みや特訓を経て勝利を目指していく話となり『グレート』ではなく『ヴィクトリー』の方がしっくりくる様になったため」と語っている。

なお、アニメ版『イナズマイレブン アレスの天秤』は、Amazon Prime Videoをはじめとする各種配信サービスで現在も視聴可能だ。『ヴィクトリーロード』は、『アレスの天秤』とは異なる世界観・ストーリーで展開されることが公表されているが、両作品の間にまったく関係がないとは言い切れない。物語の系譜やテーマの共通点を探す意味でも、この機会に『アレスの天秤』を振り返ってみるのもおすすめだ。

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サッカーを捨てた少年と、サッカーに愛された天才――ストーリー

物語の舞台は、初代『イナズマイレブン』から10年後の世界。「サッカーのない世界を求める少年」笹波雲明(ささなみ うんめい)が、「頂点に君臨するサッカーモンスター」円堂ハル(えんどう はる)と出会うところから、物語は幕を開ける。まったく対照的な価値観を持つ2人の邂逅が、新たな“サッカーの伝説”を生み出す原動力となっていく。

サッカーのない世界を求める少年
笹波雲明
頂点に君臨するサッカーモンスター
円堂ハル

二人の出会いが
新たなる英雄譚の始まりとなる。

南雲原中の仲間たちとの出会いによって
サッカーへの思いを取り戻した雲明は
失われしサッカー部復活へ挑戦する。

そして、君臨する絶対強者
『雷門』にその手は届くのか!

ちっぽけな存在が
苦難を乗り越え 成長し
最強に挑む
これがイナズマイレブンの新たな物語

公式サイトより引用

本作の主人公・笹波雲明(ささなみ うんめい)は、トラウマから、サッカーボールを蹴ることができない。そのため、彼は南雲原中学サッカー部の「指揮官」として、選手をスカウトし、戦術を練り、チームを勝利へ導いていく。

主人公が選手ではなく、監督的な立場で物語を進めるという設定は、『イナズマイレブン』シリーズでも極めて異例の試みだ。プレイヤーは雲明の視点から、仲間たちの葛藤や成長、そしてチームとしての絆が紡がれていく“群像劇”を体験することになる。勝利を目指すだけでなく、“誰かを導く”という立場にある主人公の成長が、本作の大きな見どころのひとつだ。

また、2024年に公開された劇場アニメ『イナズマイレブン・ザ・ムービー2025』では、本作の序章にあたる物語が描かれている。ゲーム本編の物語をより深く理解したい方は、この『イナズマイレブン・ザ・ムービー』を鑑賞してみても良いだろう。

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主人公は“選手”ではなく“指揮官”!ゲームシステム解説

先に挙げた通り、本作の主人公・笹波雲明は、プレイヤーではなく、「指揮官」としてチームを導いていくことになる。具体的にはどのように、進行していくのか。ここでは、『英雄たちのヴィクトリーロード』がどういったゲームシステムで進行するのかを解説する。

理想のチームをスカウトで作ろう!

まずは、全校生徒の中から、チームメンバーをスカウトしよう。さまざまな条件を達成し、「キズナクローバー」と呼ばれる友好度を最大まで高めることで、選手を正式にチームへ迎え入れることができる。

さらに本作では、新要素として「セレクトキャラシステム」を採用。15人の「セレクトキャラ」のうち、チームに加えられるのはわずか5人のみ。選ばなかった10人はエンディングまで仲間にできない。

どのキャラクターを選ぶかによって、チームの個性や試合での戦術が大きく変化する。プレイヤーは自らの判断で理想のチームを構築し、それぞれ異なる物語を体験することになる。

さらに、セレクトキャラのキャラクターボイスは、YouTuberやアーティストなど、さまざまな分野で活躍する人物が務めている。これまでのシリーズとは一味違う、多彩な声の競演にも注目だ。以下に、その一部を紹介する。

セレクトキャラ①幕下 照(まくしたてる)

まず取り上げるのは、「イケイケ相撲部」こと幕下 照(まくした てる)。その大柄な体躯は、初代『イナズマイレブン』に登場する壁山塀吾郎を彷彿とさせる。このことから、幕下照も壁山同様、その身体的特徴を活かし、ディフェンスを担当するのではないかと予想される。
そんな幕下照のCVを務めるのは、人気YouTuber・HIKAKIN。ティザー映像では、自身の代名詞とも言える「ブンブン」というフレーズを披露することで、比類なき存在感を発揮している。

セレクトキャラ②伊勢谷 要(いせや かなめ)

続いて紹介するのは、伊勢谷 要(いせや かなめ)。「人生の解答を追う」という肩書きが示す通り、高い知的好奇心と、それに裏打ちされた豊富な知識を持つキャラクターとなっている。そんな伊勢谷のCVを務めるのは、QuizKnockの伊沢拓司氏。伊澤氏自身の人間性を映し出したかのような、伊勢谷 要のキャラクター性は、ファンにとってはたまらないものだと言えるだろう。

セレクトキャラ③井馬里 陽愛(いまさと ひまな)

最後に紹介するのは、「美しきものへの探求者」――井馬里 陽愛(いまさと ひまな)。日本舞踊部に所属し、「美しくあること」を何よりも重んじるキャラクターだ。そんな井馬里陽愛のCVを務めるのは、佐々木舞香氏。氏は、指原莉乃がプロデュースを手がけるアイドルグループ=LOVEのメンバーであり、『けものフレンズ3』や『駅メモ!』などの作品で、声優を務めた実績もある。

上記の個性豊かなセレクトキャラクターたちが、主人公・笹波雲明とどのように関わっていくのか。そして、彼らの存在がチームにどのような影響を与えるのか――今後の展開に期待が高まるばかりだ。

さらに『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』には、ここで紹介した以外にも多くのセレクトキャラクターが登場する。中には、人気YouTuberグループ・Fischer’sのマサイが声を担当するキャラクターや、にじさんじ所属の周央サンゴ氏伊波ライ氏がCVを務めるキャラクターもおり、それぞれのファンから大きな注目を集めている。

フォーカスバトル

また、物語の中では「フォーカスバトル」が発生することもある。これは、ストーリー上の出来事——ダンスバトルや、うどん屋での勝負、相撲部からの勧誘などを、バトル形式で表現したものとなっている。さらに、これらのバトルはAIに任せることもできるため、コマンドバトルが苦手なプレイヤーでも安心してプレイを進められる仕様になっている。

特訓でチームを強化しよう!

ストーリーが進むと、さまざまな相手と「サッカーバトル」や「練習試合」を行えるようになる。試合に備えては、「特訓」でチームを強化しよう。特訓は、マップ各地に点在する「特訓ポイント」で実施可能だ。特訓中には、「つながリーヨ」など、シリーズおなじみの楽曲をBGMとして楽しむこともできる。

さらに、プレイヤースキルを磨ける「試合練習システム」も搭載。イナズマイレブンシリーズが初めてのプレイヤーでも、安心して試合の感覚をつかめるようになっている。

バトルシステム

次に、『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』のバトルシステムについて見ていこう。

本作のバトルシステムは、シリーズ従来の仕組みを大幅に刷新したものとなっている。その最大の特徴は、操作中の選手の周囲に、キャッチボムと呼ばれるフィールドが展開される点だ。この範囲内に敵選手が入ると「フォーカス」が発生し、瞬時の判断と戦略が勝敗を分ける。

さらに、現実のサッカーにも通じる“技”をコマンドで繰り出せる「リアルスキル」も新要素として登場。的確なスキル選択が、試合の流れを大きく左右するだろう。

従来のようにチーム全体を俯瞰して操作するだけでなく、各選手の動きや個性に焦点を当てた、より臨場感あふれるバトルが楽しめるのが本作の魅力だ。まさに“一瞬の閃き”が勝敗を決める、新時代のイナズマバトルシステムと言えるだろう。

また、本作では過去シリーズに登場したすべての“超次元強化”を完全収録。長年のファンにとっては、懐かしさと新しさが融合した、まさに集大成的な作品となっている。

化身

ミキシトランス

ソウル

キズナステーション

最後に紹介する新要素が『キズナステーション』だ。ここでは、自分の分身となるアバターを作成し、自分だけの街――“キズナタウン”を自由にカスタマイズできる。

他のモードで入手したオブジェクトやキャラクターを配置して、自分だけの理想の街を作り上げよう。さらに、完成したキズナタウンにはフレンドを招待することも可能。招待したフレンドとは、試合をしたり、エモートを使って交流したりと、シリーズ屈指の自由度を誇るコミュニケーションが楽しめる。

まとめ

これらの要素・システムを兼ね備えた『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』は、2025年11月14日に発売され、現在予約受付中だ。シリーズの新境地を切り開く一作になると期待されている本作は、長年のファンはもちろん、初めてイナズマイレブンの世界に触れる人にも強くおすすめできる内容となっている。

壮大なストーリーや、戦略性の高い試合システム、そして絆をテーマにした多彩な育成要素が融合し、これまで以上に“熱いサッカー”が体験できる。かつて円堂守たちの試合を見て胸を熱くした世代も、新たにサッカーの魅力に出会う世代も、誰もが楽しめる一本だ。

「サッカーを愛するすべての人へ」――その想いが詰まった『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』は、再び、フィールドに“情熱の雷鳴”を轟かせる一作となることだろう。

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