原作と違いすぎて話題!漫画版「チー付与」のあらすじ・見どころ・原作との違いを徹底解説!

原作と違いすぎて話題!漫画版「チー付与」のあらすじ・見どころ・原作との違いを徹底解説! 漫画

小説家になろう発の人気作。漫画版を手がけるのは業務用餅氏であり、追放系異世界ファンタジー作品の中でも、漫画版が原作と違いすぎるとして大きな話題を呼んでいる。
本記事では、主に漫画版「チー付与」のあらすじや見どころ、さらには原作との違いまでをまとめて紹介する。

「チー付与」とは?

正式タイトルは「追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~」という長いタイトルである。
もともとは小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿された異世界転生ファンタジーであり、ジャンルとしては近年人気の追放系×チート無双ものに分類される。

あらすじ

魔力を使い武器や防具を強化する強化魔術師レインは、ある日ギルド内の全ての武器防具が十分強くなったという理由で所属ギルドから追放されてしまう。あまりの理不尽な仕打ちに、レインはこれまで強化していた魔力を返してもらうことにした。これまで様々な装備に付与してきた膨大な魔力。とりあえず適当な銅の剣に付与したら、強化ポイント+10000のチート装備が誕生してしまい!?
戦闘経験ゼロの魔術師が、どんなものでもチート装備にできる魔法で新たな冒険者ライフを気ままに生きることに!!

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なぜここまで話題になっているのか?

「チー付与」がここまで注目されている最大の理由は、原作者自身も認めるほどの「99割違う」と言われる漫画版の大胆な再構築にある。
物語の大枠である、追放される展開やギルドに入る流れ、主人公の能力設定は同じであるが、ストーリーの細部はもちろん、キャラクターの名前が同じでも性格が異なっていたり、世界観そのものが別物になっている部分も多い。さらに、原作にはないギャグ要素が盛りだくさんに詰め込まれており、作品全体の空気感すらも異なる点が面白い。それにもかかわらず、多くの読者から「むしろ面白い」と評価されているのが興味深い。
原作を読んだ人にとっては「物語の新しい解釈」として楽しめ、未読の人には、単体のギャグ異世界ファンタジーとして十分楽しめる。誰も置いていかない作りになっている点が、人気の理由ではないだろうか。

話題のオリジナルキャラ「暗殺の母」

話題をさらに加速させた存在が、漫画版限定で登場するオリジナルキャラクター「暗殺の母」である。原作には一切登場しないキャラクターだが、物語の中で圧倒的な存在感を放ち、読者を一気に引き込んだ。
特に「暗殺の母」は、作中で名言が生まれやすく、SNSでは“語録”が作られるなど、読者の間でキャラクター単体が話題になるほどの影響力を持っている。
原作には存在しないキャラクターをここまで魅力的に描くのは、漫画版の再構築力の高さを象徴していると言えるだろう。

まとめ

「チー付与」は、異世界追放ものというジャンルにおいて、大胆な原作改変で成功した数少ない例として注目されている。
原作ファンも新規読者も一緒に楽しめる作りになっているため、まだ触れたことのない人はぜひこの機会に漫画版を読んでみてほしい。

この記事を書いた人

副業としてライティングに取り組んでいる社会人ライターです。
漫画の魅力をわかりやすく届ける記事制作を心がけており、読者目線で共感を生むレビューを意識しています。
ちなみに、漫画はハッピーエンドが好きですが、結末がしっかりしていればバッドエンドでも楽しめる派です。

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