現在放送中のアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の先行劇場版として公開された『Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』が、全国の劇場で再上映されることが発表された。
興行収入はなんと34億円超えの大ヒット。話題性と評価の高さから、待望の再上映が実現した形だ。
この記事では、今作がなぜそこまで注目を集めたのか、その理由を深掘りしつつ、再上映の詳細や豪華特典情報もあわせて紹介する。
『Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』とは？
本作は、現在放送中のTVアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に先駆けて公開された劇場作品。
ストーリーは大きく2部構成になっており、最初に描かれるのは宇宙世紀0079年の一年戦争。ただし、ここで描かれるのはこれまでの宇宙世紀とは異なるパラレルワールドだ。
この世界線では、アムロがガンダムに乗らず、逆にシャアがガンダムを鹵獲するという衝撃の展開。
そして、その6年後となる宇宙世紀0085年がもうひとつの舞台。
物語は新主人公アマテ・ユズリハ（マチュ）とニャアンを中心に展開され、“新しい宇宙世紀”が幕を開ける。
なぜここまでヒットしたのか？
最大の要因はやはり、「一年戦争のifストーリー」という大胆な設定だろう。アムロがいない世界、シャアがガンダムに乗るという構図は、シリーズファンならずとも気になる仕掛けだ。
さらに、シャリア・ブル、キシリア、ドズルといった初代ガンダムファンにはお馴染みのキャラクターたちが次々と登場し、往年のファンを惹きつけている。
一方で、6年後の世界では、まったく新しいキャラクターと物語が展開されており、ガンダムに詳しくない新規層にも入りやすい構成。
“シリーズのファン”と“ライト層”、両方のハートをつかんだことが、大ヒットにつながった要因だと考えられる。
また、主題歌「Plazma」には、人気シンガーソングライター・米津玄師が担当。この豪華なタイアップも相まって、作品の注目度を一気に引き上げる結果となった。
再上映情報と注目の豪華特典
再上映情報
- 上映開始日：2025年6月20日（金）
- 上映館数：全国368館にて順次実施
- 対象作品：劇場先行版『機動戦士 Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』
- 6月28日舞台挨拶：東京・TOHOシネマズ新宿にて、アマテ・ユズリハ役・黒沢ともよさん、鶴巻和哉監督、シリーズ構成・榎戸洋司氏登壇予定。全国劇場への同時生中継あり。チケットは6月4日12時よりチケットぴあで先行抽選受付開始
豪華特典
- 来場者プレゼント第9弾として配布される冊子：
『機動戦士 Gundam GQuuuuuuX ‑Beginning‑ DESIGN WORKS 3』
いわゆる設定資料集であり、ユズリハ（マチュ）やニァアン等のキャラクター達の設定原案や、ゲルググやサイコガンダムの設定原案まで収録されており、ファン必見の特典になるだろう。
さらに詳しくは以下の公式サイトからチェックしてみてほしい。
まとめ
『Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』は、従来のガンダムシリーズの枠を超えた“挑戦的なガンダム”として、ファンの心をつかんだ。
既存ファンには「これまでにない一年戦争後の物語」、新規層には「新しい宇宙世紀」が刺さる、二重構造の強みが光る作品だ。
そして、何より今回の再上映は、豪華な資料集特典付きで体験できる最後のチャンスかもしれない。
ぜひ劇場で新しい宇宙世紀を体感してみてほしい。
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