矢吹健太朗氏とは?
矢吹健太朗は、日本の漫画家である。代表作に「BLACK CAT」や「To LOVEる -とらぶる-」を持ち、美少女・バトル・SFといった幅広いジャンルを描き、多くの読者から高い支持を得ている。
そんな矢吹氏が、2025年5月9日いわゆる悟空の日に、自身のXアカウントにてドラゴンボールのキャラクターイラストを投稿し、大きな話題を呼んでいる。
投稿されたイラストでは、孫悟空やベジータに加え、人造人間16号・17号・18号、さらにはセルまでもが登場。
美少女もアクションも描きこなす、矢吹健太朗という漫画家の魅力
矢吹氏が最初に大きな注目を集めたのは、バトルアクション作品「BLACK CAT」である。続く「To LOVEる」では、少年漫画の限界にチャレンジするかのようなお色気表現で数多くの読者を獲得した。
矢吹氏の最大の魅力は、ただ作画が美麗なだけではない点にある。キャラクターの描線、陰影処理、そしてコマ割りの巧みさによって、まるで動画のような動きと立体感を紙の上に再現してみせる。そうした「漫画的演出力」の高さだろう。
近年では最新作「あやかしトライアングル」のアニメ化も実現。ジャンルの垣根を超えて活躍を続ける、実力派漫画家である。
ドラゴンボールへのリスペクト
ドラゴンボールとは?
「ドラゴンボール」は、鳥山明により「週刊少年ジャンプ」で連載が開始された、世界的な人気を誇るバトルアクション漫画である。中でも、今回矢吹氏が描いた「人造人間・セル編」は、シリーズ屈指の人気エピソードとして知られている。
鳥山明への思い
矢吹氏はこれまでに幾度も、鳥山作品から影響を受けていることを明かしており、自身の漫画家としてのルーツのひとつであると語っている。今回の投稿も、ドラゴンボール30周年を記念して描かれた原稿の再掲とされているが、悟空の日というタイミングに合わせて公開されたことに、ファンからは特別な意味を感じ取る声が多く寄せられた。また矢吹健太朗の鳥山氏への思いは以下のポストからも垣間見える。
まとめ
矢吹健太朗氏による「ドラゴンボール」キャライラストは、漫画家としての原点へのリスペクトが込められた一枚であり、悟空の日に公開されたこともあり多くのファンに強い印象を与えた。
こうした漫画家たちの繋がりはファンにとっても魅力的であり、原作に触れる機会を増やすことにも繋がるだろう。
ジャンルや世代を越えて繋がる創作のかたちに、今後も注目していきたい。

