ジョジョ第7部アニメ化「スティール・ボール・ラン」主題歌はSOUL’d OUT!?

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荒木飛呂彦作「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズから第7部「スティール・ボール・ラン」のアニメ制作が決定した。アニメ化発表に伴いSNS上では、「主題歌はSOUL’d OUTではないか」と噂されている。本記事ではジョジョとSOUL’d OUTの関係性について掘り下げ、第7部「スティール・ボール・ラン」の魅力とアニメ化における見どころを解説していく。

ジョジョ7部アニメ化ティザー
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 SBR 製作委員会

ジョジョ第7部アニメの主題歌はSOUL’d OUT?

残念ながら公式では、ジョジョ第7部「スティール・ボール・ラン」のアニメ主題歌はまだ発表されていない

しかし中にはSOUL’d OUTの曲がジョジョ第7部アニメの主題歌になるのではないかと、一部のファンを中心に広がっている。その証拠にアニメ化発表後「SOUL’d OUT」がXでトレンドにあがっていることから、ファンの熱狂ぶりがうかがえる。

SOUL’d OUTがトレンドにあがっている理由

では一体なぜ「SOUL’d OUT」がトレンドにあがるほど、ジョジョ第7部のアニメ化に関係しているのか。

その理由は、ジョジョ第7部「スティール・ボール・ラン」の登場人物の名前にある。ウェカピポとマジェント・マジェントという2名のキャラクターだ。ウェカピポとマジェント・マジェントは、それぞれが「SOUL’d OUT」楽曲由来のキャラであると知られている。

ウェカピポに由来するSOUL’d OUTの楽曲「ウェカピポ」

マジェント・マジェントに由来するSOUL’d OUTの楽曲「Magenta Magenta」

ウェカピポとマジェント・マジェント

ジョジョ7部ウェカピポとマジェントマジェントの画像
引用元:『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』荒木飛呂彦/集英社

つまり、一連の流れをまとめると、以下のようになる。

  1. ジョジョ第7部「スティール・ボール・ラン」のアニメ制作が決定
  2. 第7部での人気キャラ「ウェカピポの妹の夫」が話題
  3. 「ウェカピポ」といえばSOUL’d OUTの楽曲が由来
  4. SOUL’d OUTがトレンド入り

2014年に活動終了したSOUL’d OUTが、ジョジョのアニメ主題歌のために復活するのではないかと期待する声もすくなくない。

ジョジョとSOUL’d OUTの関係とは

ジョジョ作者荒木飛呂彦氏とSOUL’d OUTは、深い関係があることで知られている。

2005年、MTVの特番で両者ははじめて対面する。番組の中で荒木飛呂彦氏は、SOUL’d OUTの音楽を「スタンド能力のようだ」と自作になぞらえて高く評価。以降J-WAVEでお互いの創作哲学を語り合う対談など、ジャンルにとらわれない交流が続いている。

「Catwalk」

SOUL’d OUT の 12枚目シングル「Catwalk」では荒木氏がCDジャケットを描きおろし、メンバー3人をスタンド使い風に描いたアートが話題になった。

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「VOODOO KINGDOM」

また、2007年公開のアニメ映画『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』では、SOUL’d OUTの「VOODOO KINGDOM」が主題歌に起用され、DIOの思想を象徴する歌詞がファンから高評価を得た。

ジョジョ7部あらすじ

ジョジョ7部の原作から馬の数の画像
©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険THE ANIMATION PROJECT

新たな舞台に突入した『ジョジョ』の世界。第7部の時代は19世紀末、舞台はアメリカ。史上初の乗馬による北米大陸横断レースが描かれます。

主人公ジョニィ・ジョースターは半身不随の元天才騎手。謎のアウトロー、ジャイロ・ツェペリと協力関係を結び、レースを共に進む事になります。巨額の賞金を巡ってせめぎ合う裏で、さらに恐るべき陰謀が渦巻くこのレース。二人は無事ゴールへ辿り着けるのか!? 原点回帰し、冒険感増量のシリーズです。

JOJOポータルサイトより引用

特報PV

ジョジョ7部アニメでの見どころ

馬上バトルの迫力に注目

『スティール・ボール・ラン』の最大の見どころは、馬上で繰り広げられるレースバトルである。

物語の舞台は、1890年のアメリカ大陸横断レース。西海岸サンディエゴから東海岸ニューヨークまで6,000kmを競い合い、総勢3,800人以上の参加者と馬が疾走する壮大なスケールだ。

ただ走るだけでなく、馬上での激しい戦闘や心理戦も展開される。複雑な馬の動きとキャラクター同士のバトルをアニメーションでどう表現するのか、ファンの注目が集まっている。

複雑な世界観とキャラクター

『スティール・ボール・ラン』は連載当初、「ジョジョ」シリーズとは独立したスピンオフのように描かれた。

しかし物語が進むにつれ、ジョニィ・ジョースターとジャイロ・ツェペリという新たな「ジョジョ」と「ツェペリ」家のキャラクターが登場し、シリーズの正統な第7部として認識されるようになる。

特にジョニィとジャイロの友情と成長の物語は、これまでのシリーズと同様に読者の心をつかむ要素の一つといえるだろう。

過去シリーズとのつながりと独自性

「ジョジョ」第7部は、過去のシリーズ1〜6部と世界観を共有していない。

過去作の知識がなくても楽しめる一方、これまでの「ジョジョ」を知っているファンにとってはスタンド能力やキャラクターの因縁が断ち切られることで、新鮮な驚きを提供している。

また、過去シリーズ——第1部から第6部の作品については、Amazon.co.jpをはじめとした各種配信サービスにて好評配信中である。第7部の物語をより深く味わうためにも、『血の運命』の物語、ないしは『黄金の精神』を持つ者達の物語を改めて振り返ってみてはいかがだろうか?

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