平成の置き土産!斉木楠雄のΨ難が今メロい!

漫画

昨今X(旧Twitter)にて『斉木楠雄のΨ難』の再ブームが見受けられる。少年ジャンプにて連載終了からしばらく経った作品だが、なぜ再ブームが起こったのか解説する。

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1 斉木楠雄のΨ難って?

斉木楠雄のΨ難』とは2012年から2018年の間『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた、超能力ギャグ漫画である。

主人公の斉木楠雄は超能力者であるが、それを必死に隠しながら学園生活を送る人気作品だが、今回の再ブームの中心は違う男の存在があった。

2 どういった流れであったか

この再ブームの中心に存在したのは斉木楠雄ではなく、その友人として作品に登場する『窪谷須亜蓮』であった。

窪谷須亜蓮』は尖った根っからのヤンキーなのだが、それを必死に隠し、目立たない根暗として学園生活を送る転校生だった。密かに女性人気の高い彼であったが、当時まだ子供であった女性読者には『惚れる女は生涯一人、結婚して養うのが当然』と重い恋愛観が強烈な刺激となったのだ。

その後『惚れる女は生涯一人、結婚して養うのが当然』と語る彼の画像がX(旧Twitter)にて拡散され、メロい男であるという再認識が大きな再ブームに繋がった。

そんな中、この熱い騒動を原作者である麻生周一氏は見逃さなかった。

盛り上がるタイムラインにサービスアートを書き下ろし、ファン達を大興奮させたのだった。

原作終了から7年近く経つ中、いまだに根強い人気を誇る本作であるが、アニメはNetflixやAmazonプライムビデオ、原作漫画は26巻まで刊行されている。

窪谷須亜蓮のみならず本作品には魅力的なキャラクター、いわば『メロい』キャラクターが多く活躍している。今回のブームを機に初めて見る人も過去見ていた人も、メロいを味わって見てほしい。

『斉木楠雄のΨ難』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
『斉木楠雄のΨ難』|斉木楠雄は超能力者である。 誰もが羨む才能も、本人にとっては災難の元凶。故に人前では力を封印、目立たず人と関わらずを心掛けてきたのだが...。

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